レポート 5/5(日)出張講演会、調理会 KHJ徳島つばめの会

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「GWにイベントを開催した理由」

2025年5月5日(日)のGW真っ只中、徳島県障がい者交流プラザ調理室と会議室で KHJ(全国ひきこもり連合会)徳島つばめの会代表こもり晴さんとコラボイベントを開催。

イベントを開催した理由は主に3点です。

1点目は、普段から当会にご尽力いただいているKHJ徳島つばめの会 こもり晴さんとお会いして一緒にイベントをしたかったんです。以前から、何度か話は出ていて今回実現に至りました。

2点目は、5月は「5月は孤独・孤立対策強化月間」でした。

ひきこもりや障がいなどいきづらさを抱えておられる方々は孤立しがち…。

奥村も介護中にGWの期間、ショートステイが満床で祖母と2人きりで何度も過ごした経験があります。世間は、海外旅行や大阪万博に行くなどにぎやかですが、経済的、精神的、肉体的な理由からなかなか社会の人と似た生活が送れないしんどさは想像以上です。

そこで、GWに一緒にお話を聞かせていただいたり、楽しいひとときを共有できたり、学べたりできる時間がもてればと思いました。

3点目は、当会は、オンライン上で全国のケアラーやいきづらさを抱えた方々を対象にしていますが、都市部と違い地方は居場所や相談窓口が一ヵ所もないところも珍しくないのを知りました。オンライン経由でくる相談は、8割以上地方の方からです。

しかも、都市部のように公共交通機関などインフラが整備された地域は少ないのと、ケアの負担が重いなどが重なり外の居場所や家族会に足を運ぶのが困難な方々が少なくありません。

それなら、私たちから出向こうというのが、当会のスタンス。今まで、関東、北海道の浦川町、兵庫県宝塚市などさまざまな場所に行き、出張交流会を開催してきました。

当会代表の奥村が開催した講演会のテーマは、「ケアラーやいきづらさから派生した複合的課題と親亡き後の制度活用法」です。

ケアラーはあくまで一部分にすぎず、ひきこもり、障がい、生活困窮、家庭問題など複合的にわたっているケースが大半です。

一例であげれば、今の40~50代位で障がいやひきこもりの人たちは、親亡き後を心配する声が多くあがっています。今回は、「親亡き後のケアラーと障がいをテーマにした制度」の説明をしていたところ、ある聴衆者から質問が相次ぎました。

「この制度、以前行政などに相談したんやけど、対象外やってん」

私は、色々ヒアリングをしていくと、専門職の案内がもれていることがわかりました。

詳しくは言えませんが、当事者や家族に対しての制度の周知について日本はまだまだ不十分といわざるおえず、今後の課題といえるでしょう。

「徳島名物そば米汁に包まないギョウザ、料理を一緒に作ること、食べることの大切さ」

調理会では、KHJ徳島つばめの会代表のこもり晴さんが、徳島県特産のそば米を使った「そば米汁」や 包まないギョウザを、当事者の方がハンバーグを作ってくれました。

「そば米汁」とは、そば米を野菜や鶏肉などと一緒にイリコのだし汁と薄口しょうゆで煮た料理。

私は、生まれて初めて食べましたが、だし汁と具の相性が抜群でめっちゃ美味しくて、包まないギョウザと一緒に何度もおかわりしました。(笑)

徳島名物そば米汁
包まないギョウザ

また、参加された当事者の方の料理の腕前がなかなかのもので手作りハンバーグ美味しくいただきましたし、イキイキとしている姿が印象的でした。

料理を一緒に作った上でたわいもない話をしつつ、料理を食べる時間を楽しむ大切さを学びました。

こもり晴さんが主催するKHJ徳島つばめの会さんは、徳島県で定期的に居場所を開設中、ご興味ある方は下記からお問合せください。

KHJ徳島県つばめの会 | ひきこもる子どもたちを理解し寄り添う親の会
ひきこもる子どもたちを理解し寄り添う親の会

当会では、今後も食と居場所についてさまざまな企画を考えていきます。

最後になりましたが、KHJ徳島つばめの会こもり晴さんはじめ参加、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。またお会いしましょう!!!

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