若者から団塊ジュニアのケアラーやいきづらさを抱えた当事者、家族、専門職中心の応援団やで~
当会代表の奥村シンゴは、32歳から認知症祖母と脳梗塞・ガン・精神障害の母親の介護、見守り、入院手続きなど計13年をほぼ1人で担い、ひきこもりや生活困窮を経験した当事者です。その最中に、ライターになり、「おばあちゃんは、ぼくが介護します。」商業出版、講談社などで執筆・取材のお仕事をいただくようになりました。
そして、「若くて介護などを経験すれば周囲に家庭のことなど話にくいんちゃうかな~」
「制度やサービスうけたいけど、どないしたらええかわからんのとちゃうかな~」
「専門職や企業の人たちもきっとケアラーやいきづらさを抱える人たちの力になりたい人多いんちゃうかな~」と考えて支援団体「よしてよせての会」を設立。
会では、国や行政が手の届きづらい20~50代の若者やミドル層のケアラーやいきづらさを抱えた当事者、家族、専門職中心にさまざまなサポートをしています。特に就職氷河期世代などミドル層のケアラーやひきこもりの支援団体は日本で希少です。
今まで、NHK「おはよう日本」、「おはよう関西」、「ひめDON」、フジテレビ「Mr.サンデー」、読売新聞、毎日新聞、神戸新聞、ヤフーニュースまで多数で紹介されている上に、国際ソロプチミスト神戸東賞や大阪府から助成金をいただいている団体です。安心してご入会下さい。
さらに、2025年夏か秋にはNPOor一般社団法人化します。当会の理念や価値観に共感していただき、営利目的でスタンドプレーに走る人ではなく、メンバーと一緒に考えつつ、会をよりよく発展させるメンバーを募集しています。
今、当事者、家族、専門職のメンバー合わせて35名位で年代は20~50代の幅広い男女がいます。
代表の奥村はじめケアマネージャー、看護士、民生委員、MSWなどの専門職や司法書士他士業まで心強いプロのメンバーが当事者の相談にのったり、交流を図ったりしていますよ。
当会の活動内容は、毎日LINEグループチャットを通してメンバー同士の交流や相談、個人相談(随時)、定期的なお話会、講演・研修会、全国出張会を開催中です。
参照 奥村シンゴプロフィール https://okumurashingo42.com/profile-messege/
当会のLINE公式アカウントとお問合せは下記からお願いします。







若者・就職氷河期・介護離職者支援外の現実 ケアラー支援の課題
日本のケアラー政策は課題が山積しています。主に①~④の理由を挙げます。
① 介護のボリュームゾーンかつ就職氷河期世代の40~50代に支援が乏しい 日本総研によれば、就職氷河期介護者は、今後10年間で75万人から200万人に急増。
この世代は「ダブルケア(介護と育児の両立)」、「介護離職者」、「ワーキングケアラー(介護と仕事の両立)」、「きょうだい児」が一番多い世代ある意味、ケアラーが凝縮されている世代。政府は令和8年の骨太の方針を打ち出しましたが、財政やマンパワーが足りるかは不透明。
② 介護離職者が支援外です。
ケアラー支援の現状では、 こども家庭庁のケアラー支援対象年齢は概ね30歳未満、経産省ビジネスケアラーと厚労省の介護と仕事の両立=従業員対象 介護離職予防と謡いながら、「従業員」のみを支援して介護離職したら支援がなくなる これはどう考えても不条理です。在宅介護する人も報われる社会に変容しなくてはいけません。
③昨年、法改正でヤングケアラーの支援年齢は18歳から30代に拡大されましたが、18歳以上~30歳未満の支援がかなり乏しい状況にあります。人手と予算が不足しています。この年代は、進学、結婚、就職、育児、仕事のキャリア形成と人生のターニングポイントにあたります。
④ケアラーから派生して「8050問題」、「発達障害」、「精神障害」、「ひきこもり」など複合的な解決課題が大半ですが、ワンストップ支援がほとんどなく縦割れ。
現に、私の場合⇒「ケアラー」、「生活困窮」、「ひきこもり」、「母親障がい」
相談支援事例1 20代若者ケアラー 父親DV 母親を介護 兄弟 家庭や母親放置
⇒本人と家族同意の元、一人暮らしした上で就労A型勤務中
相談支援事例2 40代就職氷河期ケアラー 母子家庭、両親の多重介護、本人精神と発達障害、生活保護受給、ジェンダー
⇒提案 就労支援B型作業所勤務、障害年金申請して生活保護脱出
近年では、「ダブルケア」=介護と育児少なくとも25万人
「きょうだい児」=親や子や兄弟が障がいでケアをする人たち 「ケアラー」+「障がい」+アルファ
①~④の課題に対して、当会は「若者」に加えて「就職氷河期」や「団塊ジュニア」世代まで幅広い年齢層かつ現役世代のみをメンバーの対象として、「ケアラー」から派生した「ひきこもり」、「生活困窮」、「障がい」も支援しています。
「こども」と「高齢者」の相談窓口や居場所は少しずつ増えてきたのですが、「若者」と「就職氷河期」と「団塊ジュニア世代」やケアラーから派生した「ひきこもり」、「生活困窮」、「障がい」の
理解やワンストップ支援について国や行政や民間団体のサポートは十分ではありません。
「ケアラー・障がい・ひきこもりなど複合的な課題のワンストップ支援(奥村は相談支援事業所事業部長出身)」、「元当事者発専門職の多さ」、「全国出張訪問」、「メンバーは高齢者では主体ではなく、20~50代の現役当事者、専門職、関心がある人で占める」が当会の強みです。
1、毎日LINEグループチャット&トーク&個別相談
当会は、24時間365日LINEグループチャットを空けています。
「毎日が忙しかったり家庭内でもめていたりで精神的に疲弊して外出する時間や気力すらない」、
「細くでもいいから毎日つながっていたい」、「SNSでは話せないことがある」など支援活動や奥村の原体験を通してできた企画です。
文字のみではなく、定期的にLINEのライブ機能を使いさまざまなお話をしています。
代表の奥村や当事者や専門職や関心の高い人たちが集って、介護や日頃のいきづらさの悩みや相談から日常の雑談まで多岐に渡ります。
毎日つながっている安心感や心の拠り所や交流を持ちたい方お待ちしています。
また、公の前では言えない悩みや相談は、個別・少人数相談(有料)も随時実施していますので、気軽にご連絡ください。



2、北海道、東京、徳島など全国出張交流会&講演会
当会は、固定した居場所のみでなく、さまざまな事情で外出困難な当事者や家族を対象にしたお話会も大切にしています。
奥村自身も介護の負担が大きい時は、居場所に行く精神的・経済的余裕すらなかった経験をもちます。
取材や支援活動を通じて過疎地や地方は「居場所」はおろか「相談窓口」すら一カ所もない地域が少なくありません。
オンラインで相談が届くのは8割近くが地方です。山梨県が4人に1人が「ケアラー」と実態調査を発表しましたよね。
これまで、北海道、関東、四国に出向いて出張交流会&講演会を開催しましたので、気軽にご連絡ください。



3、大阪市内を拠点にした交流会と講演会(オンライン含)開催
大阪市内を中心に定期的に交流会や講演会を開催しています。
これまで関西大学、関西学院大学、大阪市の医師を中心としたホスピス研究会、企業など複数での講演・研修会を開催。
交流会は、「形にとらわれない楽しく心がホッとする交流会」を目指し定期開催中。
詳細は↓をご覧ください。







4、(行政・企業・団体様向け)パンフレット制作、研修動画、企業居場所(相談窓口含)、オンライン対応依頼受付中
- ケアラーやひきこもりや障がいを抱えた方々がわかりやすい公的サービスや制度のパンフレット
- Zoomなどを利用したオンライン相談(全国対応)
- 介護離職予防など相談窓口を含む企業内居場所(全国対応)
- 研修動画作成

など
入会希望者は、下記のURLかご連絡ください。
5、寄付・協賛のご協力について
主に支援の狭間世代をサポートしているため、助成金が大変少ない状況にあり、皆様からの寄付が貴重な活動資金に充当させていただきます。また、協賛も募集中です。
皆様からの温かいご理解とご協力をよろしくお願い致します。
問い合わせ先 よしてよせての会メールアドレス yoshiteyosetenokai@gmail.com