よしてよせての会について

日本希少、全国対応 20~50代のケアラー×ひきこもり当事者と家族の会。企業・行政・団体。

「よしてよせての会」は2022年6月、宝塚市で任意団体としてスタートしました。

宝塚市を中心とした阪神間や大阪市内で、LINEグループチャットや若者・ミドル層中心のお話会や講演会などを開いてきました。

「支援の狭間世代をサポートするんや、楽しく自然体でいれる場でなければ支援団体じゃない」をモットーに活動を続け、NHK「おはよう日本」や「おはよう関西」、読売・毎日・神戸新聞、ヤフーニュースなど多数に掲載や放送。

そして、2024年からは大阪市旭区新森の大阪市指定特定相談支援事業所(相談支援事業所Kaveri)とタッグを組み、国や行政では手の届かない 年齢層や複合的な問題の支援、さらには今後企業や行政と協調やNPO化していきます。皆様、ぜひお力やお知恵を貸してください。

↓ 2025年3月2日 読売新聞ミライ実践帳で当会と相談支援事業所カベリ(大阪市旭区)の協働が

特集されました。

介護の悩み 分かち合う 
【読売新聞】 30代で祖母と母親の介護や生活苦、ひきこもりなど数々の困難に直面した大阪市の奥村シンゴさん(45)は、2022年6月に「よしてよせての会」を設立し、同様の悩みを持つ若者らに寄り添っています。「就職や恋愛、結婚など人生の

私たちは、主に20~50代の「若者」と「ミドル層」の人たちと毎日LINEグループチャット、全国訪問(緊急時中心)、講演会、個別相談、お話会、元13年経験当事者と20年以上経験の専門職がチームになり必要な人には無理のない範囲で支援をしています。

日本のケアラー政策は、こどもヤングケアラー(18歳未満)の支援は少しずつ進んできました。(といってもまだまだ不足していますが…)

しかし、18歳以上の「若者ケアラー」、「ミドルケアラー」、「就職氷河期ケアラー」、「団塊ジュニアケアラー」、「ダブルケア」、「きょうだい児」などの支援はほぼ孤立無援です。

このケアラーや家族の悩みは大半が複合的で「障がい」、「病気」、「ひきこもり」などを抱えているケースが多いです。一例と根拠を示します。

現に、私の場合⇒「ケアラー」、「生活困窮」、「ひきこもり」、「母親障がい」

相談支援事例 20代若者ケアラー 父親DV 母親を介護 兄弟 家庭や母親放置

 ⇒本人と家族同意の元、一人暮らしした上で就労A型勤務中 

近年では、「ダブルケア」=介護と育児少なくとも25万人

「きょうだい児」=親や子や兄弟が障がいでケアをする人たち 「ケアラー」+「障がい」+アルファ

国の調査でヤングケアラーでは「きょうだい」が6割に達しているデータがあります。

今後、核家族化や少子高齢化の加速で家族の世帯人数が減少、現役世代の税や社会負担増大など一人当たりの介護の負担増(シングル・多重介護など)複合的な問題が発生し、重層的支援体制が急務です。

しかし、残念ながら国や行政は重層支援も一部の自治体を除いて、未整備といえます。

代表の奥村シンゴは「元若者ケアラー~就職氷河期ケアラー」と「介護ひきこもり」、「(広義)のダブルケア」当事者でもあります。

32歳から13年間ほぼ1人で認知症祖母介護と精神障害・ガンなど母介護や療養や手続きを担いました。

親族が1000万円近い借金、(広義の)ダブルケアと男性で一人介護で外出が恥ずかしくひきこもり、母親が毎日救急車を呼び異常なしで呼び戻されるなどを経験。

この状態から現在は、講談社記者(介護福祉担当)と全国で講演中。単著に「おばあちゃんは、ぼくが介護します。」や国際ソロプチミスト受賞やNHK他メディア多数や1000回超の取材・支援、SNSのフォロワーは約5000人に達しています。

若者からミドル層のケアラーやひきこもりの心の拠り所や雇用などいきがいを創出できる場」と「ケアラーはあくまで一部分、ひきこもり、障がい、貧困など問題が複数ある場合が多く、ワンストップ支援できる場が必要」と判断。

当会のメリットは主に5点

  • 介護福祉現場経験20年以上の社会保険福祉士・精神保健福祉士・ケアマネージャー・看護師など豊富なメンバーがいます。
  • 無理のない範囲かつ本人や家族の意向を最大限尊重して、必要な人には相談を繰り返し必要であれば私と専門職が介入して支援します。
  • 幅広い人脈を活用して、支援が必要な人に最適かつ信頼できる公的・民間機関やNPOなど支援団体や行政機関などご紹介の提案をさせていただきますのでご安心ください。(どこに相談したらいいかわかりにくい経験がありますから)
  • メンバー構成は主に20~50代の「ケアラー」「ひきこもり」現・元当事者と専門職が約40人います。メンバーがあなたをお待ちしています。
  • ケアラー、ひきこもり、障がい 単独あるいは重層的な支援がワンストップで可能

1、個別相談と24時間365日LINEグループチャット

24時間365日LINEグループチャット(無料)を空けていますし、個別相談(有料)を承っています。

相談範囲は、「ケアラー」や「ひきこもり」に限りません。

私は、相談でも雑談から相談に入る形どちらでもいいと考えています、いわゆる個別雑談(笑)のような場合もあります。もちろん、プライバシーは保たれ、安心と話しやすい環境を用意しています。

日常生活、経済的な事案、仕事・キャリア、人生相談まで幅広く個別でお話を聞いています。

当事者と専門職が集ったグループチャット、私と1対1 どちらか、両方ご自由にお選びください。

個別相談は、大阪市内かオンライン(全国対応)両方対応可能です。

写真はあるケアラーと障がい者さんが相談の延長上で「ウクライナの戦争早く終わってほしい」と涙ながらに訴えたシーンです。

2、(主に団体・行政・企業向け)相談窓口・居場所ノウハウ提供・DVD

行政や企業やマスコミの方々とお話する機会があります。これまで日本イーライリリー様、阪急阪神ホールディングス様、フルライフケア様などと意見交換を重ねてきています。下記のような悩みや提案が聞かれます。お気軽にお問合せください。

近年では団体・企業・行政が「ケアラー」や「ひきこもり」や「いきづらさ」関連の支援に意欲的になってきた印象をうけます。

  • 「ヤングケアラー(ケアラー)の居場所や窓口を作りたいですが方法がわからない」
  • 「ケアラーやひきこもり親亡き後などわかりやすいパンフレットを作りたい」
  • 「(私が障がい福祉サービスを説明した上で)介護離職予防は障がいなど多種多様な原因があるんですね。都市部中心に介護と障がい併用できるんですか。総合窓口が必要かもしれません」
  • 「当事者発のケアラー研修動画に出演してほしい」
  • 「法改正で18歳以上のケアラーを支援しろと言われても何からしていいかわからない」

など。

3、講演・研修会とお話会

今まで、100回以上の講演・研修会とお話会を屋外やzoomで開催してきました。

講演会では、「「ヤング(若者)ケアラーの現状と支援」、「認知症介護から学んだこと」「介護離職当事者が話す介護離職のデメリットと予防法」、「ケアラーと重層支援の必要性」などをしました。

また、「お話会」や「交流会」も定期的に開催してきました。

「講演会アダルトチルドレントラウマからの回復」、「東京・北海道出張交流会、お話会」

「若者とミドルケアラーの集い」、「宝塚をきれいにしようや会」、「お茶しばき会」

講演・執筆一覧 https://okumurashingo42.com/new/

4、寄付について

「ぶっちゃけ言います。国や行政の支援の狭間にあるケアラーとひきこもりが普通の生活をするにはお金と人が必要です、なぜなら…」

20代若者ケアラー男性。父親から「母親のケアしているのを周囲にバラしたら殺すぞ」と言われたのと母親が心配でケア中。就労継続支援に勤務するものの、親にお金を貸すなどして先日、「所持金は46円」と連絡があり、緊急物資提供した上で遠方までアウトリーチ対応。

40代ミドル・就職氷河期ケアラー。父親からの20年近いDVをうけ「男には勝てない」とLGBTQの「T」に憧れるが、就職氷河期LGBTQへの無理解が重なり就職活動や就労に苦労。職を転々としているうちに40代で母の介護が必要になる。貯金や両親の年金が少なく毎月綱渡りの生活…。

上記は今までに出会ったあるいは当会メンバーのほんの一例にすぎません。

奥村も32歳から「若者(ミドル)ケアラー」(就職氷河期)の一人。仕事を続けるか、幼い頃から大好きな祖母と一緒に過ごすか悩んだ結果、「祖母の在宅介護」を選択。

合間に母親のガン・脳梗塞・精神障害が重なり気がつけば13年…。身内の莫大な借金で裁判所や闇金まで走って手続きしたり、男性1人介護者で周囲に打ち明けられずひきこもりになったり、介護で昼夜逆転が当たり前だったりと色々ありました。

当時、国や行政から「介護者へのサポート」は特にありませんでした。

在宅介護の終わりからなんとか仕事ができる体制になったことと、多くの方々の支えがあったことが重なり今の仕事や支援活動に至っています。

近年、「こども」への手当や支援は厚くなってきましたが、「若者」や「ミドル層」ケアラーやひきこもりの支援する人やお金は全然足りていません

「ヤングケアラー」の支援年齢が30歳未満(状況によって40歳未満)になりましたが、じゃあ40歳以上はどうなるの?ってことです。

「ぶっちゃけ言います、日本の未来、このままではほんまお先真っ暗です」

40歳以上といえば、人口のボリュームゾーンで今後介護者が続出する世代。最近、「ビジネスケアラー」、「介護と仕事の両立」、「ダブルケア」のワードが注目されていますが、就職氷河期や団塊ジュニア世代が中心。

この世代を何十年も放置した政治、正社員の採用を抑制した企業、派遣社員採用の結果、新卒採用で正社員に就職できず派遣・パート・無業状態の人達が急増。ゆえに、年金未納者や預貯金の少なさや単身者が多くなりました。

奥村自身、全く自慢にはなりませんが、就職氷河期世代介護者のため、40歳過ぎてもいまだ単身者、貯金が少ない、海外旅行が行けないなど当たり前のことがなかなかできていません…。

加えて、核家族化や少子高齢化が急進行している状況ですよね。報道では少子化が15年も早く進行しているといいます。30代後半~50代が年金を受け取る側になれば、当然負担が重くなるのは今や未来の若者達ですよね。今でも会社員の給料の半分近くが税金と社会保険でもっていかれる時代…。

ですから、私は日本では大変珍しいミドルや就職氷河期ケアラー(若者含む)の居場所、LINEグループチャット、講演・研修会などで活動してきました。

なんとか、支援の狭間にあるケアラーやひきこもり達が人や社会とつながって、「いきがい」や「夢」をもって社会で活躍してほしい願いをこめて。

助成金・補助金などミドル層やひきこもりは本当に少ないです。かといって、当事者の支払能力は当然ながら低いため、収益が大変あげにくいのが現実です。

支援の狭間の人たちをサポートするには、個人・団体・企業様などからの寄付が不可欠です。

1口1万円から寄付の受付をしております。ご理解とご協力の程何卒宜しくお願い致します。

振込先  三井住友銀行 宝塚支店 口座番号 4001181 口座名義人 オクムラシンゴ

ケアラーとひきこもりと家族支援団体「よしてよせての会」代表 奥村シンゴ

住所〒535-0022 大阪府大阪市旭区新森4-23-7 Viletta新森公園306号室

メールアドレスyoshiteyosetenokai@gmail.com

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