開催日時・開催方法
8月6日 20時~21時30分(予定)、ZOOMオンライン開催(申込者に後日IDとパスお知らせ)
開催目的・参加費・参加可能な方
ヤングケアラーの学校や部活に行けない悩みを解決に近づけたい、参加費無料。ヤングケアラーに関心がある方ならどなたでも歓迎。
開催概要
ある日、10代男性の高校生翔太(仮名)さんから「よしてよせての会」宛にメッセージが届きました。
よしてよせての会とは、新聞・雑誌・ウェブなど多数でケアラー問題を取材・評論し自らも当事者の奥村シンゴが立ち上げた支援団体です。介護政策提案、就業支援、レスパイト企画の3つを柱に運営しています。
翔太さんは、「友達のお母さんが病気で、家事を一人でしているので部活動や学校の定期試験もほとんど勉強しておらず、本人はケアをしている自覚がありません。どうしてあげたらいいか悩んでいました。」と私に相談しました。
翔太さんの友達は、母親が2年前、脳梗塞を罹患し数か月間入院とリハビリ生活を余儀なくされました。当時小学生の弟がいて一人で数か月間、家事、洗濯、掃除などをこなした「ヤングケアラー」でした。
「ヤングケアラー」とは、法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされ、全国に10万人いると推定されています。
「お母さんが病気しちゃって弟の世話をしないといけないので、すぐ家に帰らないといけないんだ。介護ね。今日は遊ぶ約束だったのにごめんね」(翔太さんの友達)
翔太さんの友達の母親は、その後体調が回復したものの学生生活の半年間を弟の世話に費やしました。このように、学生生活で家族のケアによって学業や部活に支障が生じる子がいます。
現に、昨年、厚生労働省が中学2年生と高校2年生に「ヤングケアラー」の実態調査を実施しました。その中で、大人に助けてほしい支援として「学校や受験勉強など学習サポート」と「自由に使える時間がほしい」が上位を占めています。
私は32歳から認知症祖母と精神疾患母親の多重介護を1人で計10年経験した「若者ケアラー」として何が力になれるのか考えさせられたエピソードでした。
今回、翔太さんに登場してもらいお話を聞きながら若年介護支援のあり方や接し方など多数の方から意見を聞きたいと思い企画しました。
多数のご参加お待ちしています。
申込方法
下記、問い合わせフォームよりお名前、メールアドレス、参加人数、参加動機(簡単でけっこうです)をご記入ください。多数の申込をお待ちしております。
注意事項
※会話途中に他人の話を遮ったり、誹謗中傷や喧嘩は固く禁じます。(場合によっては即退場)
※後日、当会ホームページに発言内容をアップさせていただきます。(ご希望でない方は事前に仰ってください)
※1人が話す時間は3分以内でご協力お願いします。
※イベント終了後、お写真を2枚撮影させていただきます。(ご希望でない方はZOOM画面をカメラOFFにしてください。
※出入り自由ですので、リラックスして時間をお過ごしください
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